わが国でのホルモン補充療法に使われているホルモン剤、とくに エストロゲン(卵胞ホルモン)剤は、内服薬、貼付剤、注射剤、腟錠がありましたが、最近ゲル剤が加わりました(2007年8月)。しかし外国ではこれ以外にいろいろな形のホルモン剤があり用途・目的に応じて使用することができるのです。その代表的なものをご紹介しましょう。 |
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(1)ゲル
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チューブやプッシュ式容器に入ったゲル状のもので、指定された量を手首から肩にかけて塗りつけるだけでいいのです。
注射のように痛みがなく、内服薬のように胃や肝臓への負担もなく、貼り薬のように皮膚の症状もないのが特徴です。ただし塗る量や皮膚での吸収力により効果の多少のばらつきがありえます。 |
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| (2)鼻スプレー |
| 更年期の症状、たとえばほてりや汗が急に強く出た際、急いで収めたいときには内服薬でも効果がすぐには出ません。そういうとき
のために鼻にスプレーで一回吹き付ければ早く吸収されてすぐに効果が現れるのです。いわば即効性のホルモン剤でいつでも使用できるので症状が出たときには便利なのです。いわば喘息発作の時の吸入剤のようなものです。 |
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(3)植え込み
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| 毎日飲んだり、1週間に1−2回貼り替えたり、1ヶ月に1回注射したりするのも面倒な方には、一度で1年間は何もしなくてもいいホルモン剤があるのです。それは皮下に埋め込むホルモン剤です。特殊な基質(基剤)にしみこませたホルモン剤を注射器で腕やお腹の皮下に入れるのですが、ホルモン剤が1年間に亘って徐々に溶けて出てくるのですから、効果が長続きするので便利です。ただし欠点は途中で止めたいときには取り出せません。 |
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上でも述べましたが、これらの薬は現時点では我が国で使用できません。 |
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【2004年1月更新/2007年7月追加】 |