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「老いないために〜アンチエイジング」
不老長寿は夢のまた夢です。ヒトは誰でも老いるのです。「老いない」ことは防げませんが「元気に老いる」ことは努力すればできるのです。
老いる〜エイジング
「老いる、加齢、 aging 、エイジング」は動物では必須です。ヒトの体には60兆個の細胞があり、それぞれの細胞がそれぞれの役割を果たしているのですが、老化はその細胞が傷つき正常な働きができなくなることで起こるのです。ヒトは24、25歳をピークに身体のほとんどの部分で衰えていきます。記憶力が落ちる、皮膚のシワ・たるみが増える、筋力が落ちる、視力が落ちる、性欲がなくなる、などいろいろな点で感じるでしょう。「オヤジ臭、オバン臭」も老化の始まりです。40代からは毛穴などからにじみ出る皮脂成分であるパルミトオレイン酸が増え、これが独特のにおいとなるのです。
老いないために〜アンチエイジング〜ピンピンコロリ
老化・加齢・エイジングの過程をできるだけ遅らせることができ、それぞれの年齢における心身ともに最も活き活きした健康状態を保つこと、健康長寿が目標なのです。いいかえれば、言葉は悪いですが、“ピンピンコロリ(PPK)”なのです。体に一箇所でも弱点があれば、それが老化を早めるのです。弱点の強化が必須です。体全体のバランスのとれた老化が必要なのです。「老いないために」は、「アンバランスな老化を防ぐ」「活き活きと老いる」ことなのです。
老化度判定〜弱点を探す
老化度を判定する検査技術は進んではいるものの決定的なものはありません。基本は骨、筋肉、血管、精神神経、ホルモンの5項目で老化度を判定するのです。現在行われている具体的な検査としては、
1
問診
2
基本検査(身長、体重、血圧)
3
血液検査
4
内分泌(ホルモン)検査
5
脳機能検査
6
骨密度検査
7
動脈硬化度検査
などでしょう。これらの検査による個々の測定値も大事ですが、バランスがより重要なのです。つまり年齢以上に進んでいる部分があれば、それが弱点となり、老化が伸展するのです。たとえば脳、血管、精神状態などは年齢以上に若くても、骨粗しょう症であれば、骨折により寝たきりになり老化が一気に進むことになるのです。まず自分の体の状態を知ること、とくに弱点を知ることがアンチエイジングにつながるのです。
アンチエイジングのための具体策
老化はたった1つの理由で起こっているのではありませんし、1つの成分だけで老化を防ぐことはできるはずもありません。全体をバランスよく考えることが一番重要なことです。具体的な目標としては、
1
動脈硬化を防ぐ
2
寝たきりを防ぐ
3
認知症(痴呆症)を防ぐ
4
ガンを防ぐ
でしょう。検査データを基にしたもっと具体的なアンチエイジング対策は、
1
生活対策(食事・運動・精神療法)
2
ホルモン補充療法
3
免疫強化療法
4
抗酸化療法
などでしょう。しかし具体的な方策の決め手はないのが現状です。活き活きと老いるためのアンチエイジング医療は、残念ながらまだ始まったばかりなのです。
【2006年2月更新】
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