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新しいホルモン製剤(その1)

女性ホルモン補充療法はすでに60年を経ています。日本を始め世界各国での女性ホルモン補充療法に使用するホルモン剤の主流は、内服薬で卵胞ホルモン剤のプレマリン(商品名)0.625mg、黄体ホルモン剤のプロベラ(商品名)2.5mgの組み合わせでした。しかしこれらの量の組み合わせでは効果はあるが副作用もみられるので見直されつつあったのです。最近アメリカではプレマリン0.45mgとプロベラ1.5mgを組み合わせた錠剤が使用できるようになったのです。さらに近々プレマリン0.3mgとプロベラ1.5mgを組み合わせた錠剤も使用できるようになるそうです。
これらの薬に含まれている量でも、更年期症状や骨粗鬆症には有効だとの成績も得られているのです。身長・体重など体格が大きいアメリカ人でさえこの量がいいとのことですから、体格的にアメリカ人より劣っている日本女性では少なくとも今の量では多いということになります。現在日本で使用できる内服薬で工夫するとすれば更年期女性や老年期女性に対して、少なくとも1日半錠にするか2日に1錠にするかでしょう。
つまり
アメリカでは、
1. 1日にプレマリン0.625mgとプロベラ2.5mg
2. 1日にプレマリン0.45mgとプロベラ1.5mg
3. 1日にプレマリン0.3mgとプロベラ1.5mg
の三種類のうちから選択することができるのですが、
日本では、
4. 1日にプレマリン0.625mgとプロベラ2.5mg
5. 1日にプレマリン0.625mg半錠とプロベラ2.5mg半錠
6. 2日にプレマリン0.625mgとプロベラ2.5mgを各1錠づつ
のどれかを選ぶことになりますが、2003年時点では実際的には日本では(6)がよさそうです。将来(3)などが使用できればいいですが。
【2003年11月更新】



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