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月経前症候群

生理になると腹痛や腰痛などで不愉快になることはよく経験されていることでしょう。でも生理前にも「気分はブルー」「落ち込む」「情緒不安定になる」なども経験されていませんか?それは「月経前症候群」というのです。辛抱せずに対応すると、楽に過ごせるようになるはずです。
 
どの時期に起こるの?
「月経前症候群」は「月経前緊張症」ともいわれ、その字のとおり次の月経の3ー10日前から始まる様々な症状で、月経の開始とともに無くなるか弱くなるものを指すのです。
 
どんな症状?
精神的な症状と身体的な症状があります。
精神的な症状として、 身体的な症状として、
いらいら、眠気、怒りっぽい、不機嫌、集中力低下、情緒不安、抑うつ感、意欲減退、感情的になる、落ち着かない、不安感 などです。 乳房緊満感・乳房痛、下腹部痛、腰痛、頭痛、おりもの、ニキビ・吹き出物、腹部膨満感、便秘、食欲増進、疲れやすい、足腰がだるい などです。
 
どれほど多いのですか?
いろいろの調査によりますと、これらの症状は月経のある女性の10−15%の率で見られるのだそうです。この中でも日常生活 に支障が出るほどの症状の強い場合は少ないのです。
 
どうして起こるの?
この病気の起こる仕組みは複雑で、正確には分かっていませんが、少なくとも女性ホルモンが関係しているだろうと推測されています。またこの病気は神経質な女性に多くみられるようですから、心理的なことも関係しているともいわれています。
 
どうすればいいの?
上にあげたような症状が月経前に反復してあり、それらの症状の強さによっては日常生活ができない場合は、診察を受け、治療をする方がいいのです。普段の生活で気をつけることは、あまり気にせず、神経質にならないようにするしかありません。
 
実際の治療は?
はじめは対症療法ですが、まず抗不安剤(軽い精神安定剤)を飲み経過をみます。さらに痛みなどの症状に対しては対症的に薬を飲むのです。この病気は、排卵を抑制すると症状が軽くなるか、なくなることが分かっているので、対症療法で治らない場合は、ピルや他の薬で排卵を止める方法も有効です。
 
【2001年4月更新】
 
 
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