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緊急避妊薬

 普段避妊に気を付けていても、コンドームが破れるとか予期しないことが起こるものです。そんな時に完全ではありませんが妊娠を避ける、あるいは妊娠する率を減らす方法があるのです
 
緊急避妊薬
性行為の後に飲む妊娠を避けるホルモン剤のことを、正式には「緊急避妊剤」と呼んでいます
別に「緊急避妊薬」、「緊急避妊ピル」、「性行後避妊薬」、「モーニングアフターピル」などという言葉も使われていますが、同じ意味です
 
どんなクスリ?
この緊急避妊薬と呼ばれているホルモン剤には2種類あります。
  (1) ノルレボ
  (2) プラノバールなど
  ですが、それぞれに特徴があります。
 
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商品名
組成
用法
費用
備考
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ノルレボ 黄体ホルモン 2錠を1回 1万5千円 厚生労働省から認可
      〜2万円  
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プラノバール 卵胞・黄体ホルモン 12時間毎に 3〜8千円 従来からの慣用法
など   2錠を2回    
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ノルレボ
我が国で初めて認可された緊急避妊剤です
フランスで1999年から使用されて以来、世界50か国で使われています
我が国では2011年5月24日より使用可能となりました
使用する薬は、合成黄体ホルモン剤であるレボノルゲストレル0.75mgです

性交後72時間以内に2錠を一度に服用します

  

副作用として、頭痛、吐き気、倦怠感などがあります
従来法に比べて、吐き気が少ないのではといわれています
授乳中の場合は、服用してから24時間は授乳をしないようにします
 
緊急避妊ピル(従来法)
緊急避妊剤(薬)と同じ効果が得られると考えられています
  (1) 効果は?
    この方法による効果(妊娠しないこと)は、服用するクスリの内容や量、服用する時期により異なります。この方法を行っても妊娠する率(失敗率)は、0−2%だとされています。
ただし早く飲むほうが効果があるとされています。たとえばWHO(世界保健機構)のある 調査によりますと、はじめの錠剤を飲む時間と妊娠を予防することができるのは、  
  24時間以内であれば
95%
  25−48時間であれば
85%
  49−72時間であれば 58%
のように時間が経つにつれて効果が悪くなります。
  (2) 副作用はありますか?
    この方法による副作用は、ホルモン剤を多くののむために、むかつき(50%)・嘔吐(15%)が多くみられますが、これ以外に乳房緊満・頭痛・肝機能異常などがみられます。ですのでクスリはできるだけ食後に飲むようにしましょう。
  (3) もし妊娠してしまったら?
    この方法によっても妊娠が阻止できなかっても、胎児への影響は無いとされています。
  (4) 実際の飲み方
   

性交があってから72時間以内にまず2丈を飲み、その12時間後にさらに2錠を飲むのです。もし飲んでから3時間以内に吐いた場合には、新しく2錠を飲まないといけません。



  (5) この後の出血はいつ?
    月経周期のいつ服用したかにより出血の時期は異なります。通常7−14日に起こりますが、出血のあった日を覚えておきましょう。
  (6) 他に気をつけることは?
    このクスリを飲んだあと出血があるまでは、コンドームなどで避妊をしましょう。またこのクスリは肝臓に影響することもまれにありますから、服用して3週間ほどすれば血液検査をして確かめましょう。
 
保険はきくのですか?
  この方法は、保険はききませんので、自費診療になります。費用はその病院によって違います。ともかくも望まない妊娠、計画しない妊娠を避けるために確実な避妊を行うのは当然ですが、避妊しなかったり、避妊できなかったり、避妊に失敗した時の緊急の方法として知っておきましょう。今のところ、このクスリはどの病院でも処方してくれるわけではないので、日頃からどこへ行けばいいかを確かめておきましょう。

 

【2001年3月更新、2011年5月追加】

 
 
 
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